診療科のご案内

薬剤部

病院薬剤師の魅力について

国際医療福祉大学病院薬剤部では、就職説明会などで、部員自らが、病院薬剤師の魅力を独自の目線で プレゼンテーションしています。実際に利用されたスライドを公開いたしますので、ご覧ください。

新人薬剤師による薬剤部の紹介(動画)川島 健(1年目:収録当時)

新人薬剤師が、動画で薬剤部を紹介いたします。

病院薬剤師として再スタートしました。吉田 智浩(2年目)

 高校卒業後、教育・福祉の現場で仕事をしていましたが、医療分野に興味を持ち、また国家資格の取得を目標に26歳から薬学部に入学しました。6年間のカリキュラムを修了し、33歳でここ国際医療福祉大学病院薬剤部に入職、現在に至ります。入職直後は職場環境、地域の環境、生活、年齢差を含めた人間関係など不安は多く、実際に数ヶ月は仕事を覚えることに必死でした。しかし、懐の広い先輩方が多く、分からないことは懇切丁寧に教えて頂けますし、年齢差関係なく親身に接していただけるため、自然と職場に馴染むことができました。
いまはDI業務を担当しています。患者様に必要な医薬品情報を収集し、提供、発信しています。また、前職を活かし、実習教育にも関わって行く予定です。一歩遅れたスタートですが資格取得などを目標にし、これからも日々向上心を持って業務に取り組んでいきたいと思います。

幅広い分野の業務を経験することができます。 岩下 沙織(4年目)

入職して1年目から調剤業務、注射業務、注射用抗がん剤調製業務、病棟業務等を行っていきました。臨床の現場で業務を行っていく中で、日々疑問を抱えることや業務の難しさを痛感することが多かったですが、先輩方の親身なご指導のおかげで成長することができています。
現在はICTチームに参加しています。時にはTDMを用いながら適切な抗菌薬使用についてチームで検討し、介入を行っています。また、資格取得も目指しています。

出産、育児休暇を経て職場復帰しました。 鈴木 優子(12年目)

一時期待機児童となったため産後休暇、育児休暇を最大期間+α取得した後に職場復帰してきました。小さい子供を育てながらの復職なので子供の体調不良でお休みや早退してしまうこともありますが、大きい病院ならではのスタッフの多さに助けられながら日々の業務にあたることができています。自分が妊娠、出産、育児を経験したことで、妊婦・授乳婦に対する薬剤管理指導の重要性を再認識しました。服薬指導にこの経験を活かしていきたいと思っています。また、一度仕事から距離をおいたことで気持ちに余裕が生まれました。新人教育などで教育担当とは別視点からのフォローをしていければと考えております。

中途入職薬剤師の声

風岡 真実

前職:医療法人社団 誠馨会 セコメディック病院
入職:2020年8月

前職は、急性期および慢性期の一般的な地域に根付いた中小病院に約15年務めておりました。薬剤師の医療者としての立場が見直される中、薬剤師の病棟常駐、外来化学療法室の整備、病棟での末梢注射剤混合調製など、様々な業務を経験してまいりました。病棟薬剤師としての業務は大変満足するものではありましたが、日常診療の中で疑問に思うことがあっても、その疑問を解明するために研究へ発展させ、さらに現場で実用化できるようにするまでの力と経験が圧倒的に不足していると感じておりました。

今のままでは、研究に対する力が養われないまま、薬剤師人生を終えることになってしまうと感じ、心機一転、働きながら大学院に通え、研究のノウハウを学べる環境はないか?と探していたところ、現職場に出会いました。今の職場は、以前の職場と比べると、薬剤師としての業務はまだまだ未完成な部分もありますが、臨床の疑問を研究に繋げる土壌はとてもしっかりしていると感じております。

日常の業務を行いながら、大学院に通って研究の基礎を学び、自身の研究を進めていくということは、やりがいがある反面、想像以上に大変な毎日ですが、過去15年の薬剤師人生を振り返ってみても、今ほどやりがいのある時間を過ごしていると思うことはありません。 研究に興があり、チャレンジしてみたいという強い気持ちがあれば、年齢に関係なく、道は開け、夢は叶えられるものと実感しております。

藤本 泰輔

前職:国立がん研究センター東病院、神戸市立医療センター中央市民病院
入職:2022年2月

前職はがん専門病院と市民病院にて従事しておりました。がん専門病院ではレジデントとして基礎から最先端まで多くのことを学び、特に緩和医療について専門性を持った薬学的介入を実践しておりました。市民病院では、診療科や病床数が多い分、薬剤師の配置場所が多数に散らばっており、薬剤師の幅広い病院業務や患者さんのトータルケアについて学びました。当院では高齢者が多く、薬剤使用量も多いです。またがん医療にも力を入れており、前職の経験を生かしながら、患者さんにとってのベストな医療について日々考え、仕事ができております。

当院薬剤師は院内のあらゆる場面で薬と関わっております。今後更に活躍の場を広め、薬あるところに薬剤師ありを実践し、薬剤の適正使用を推進していきたく思っております。また活躍の場を広めるだけでなく、薬剤師業務の中心であるセントラル業務や患者指導をどのように効率よく行えるか考え、実務に落とし込んでいきたいと考えております。

当院薬剤部はとても活気のある薬剤部です。薬剤部長を中心に、業務改善や患者指導に真摯に向き合い、薬剤部全体で薬剤師の活躍の場を広げようと頑張ってます。是非一緒に那須塩原市に限らず、栃木県や全国の医療提供について考え、最終的に目の前の患者さんのメリットになることを行なっていきませんか。私もできる限り、薬剤部から病院全体に良き影響を与えられるよう努力して参ります。

近江 一太

前職:国立がん研究センター中央病院
入職:2022年4月

前職は、国立がん研究センター中央病院にて3年間レジデントとして勤務していました。レジデント期間中には、調剤から混注、病棟業務、医薬品情報 (DI)業務まで幅広い業務に触れることができ、現職の国際医療福祉大学病院においても、その時の体験を活かして仕事しています。

現職では、一般的な業務と並行してDI業務の拡充に力を入れています。DI業務では、病院内の問い合わせに対して回答するだけでなく、問い合わせ内容を拡げた資料を作成し、配信することによって、医薬品の適正使用を推進できるよう努力しています。

がんセンターから総合病院への就業は、ギャップも大きく、非常に大変でありますが、個々のペースに合わせて指導して頂き、業務を円滑に進められるようになっています。まだまだ薬剤師としては若輩者であるため、今後とも精進していきたいと思います。

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