薬剤部
病院薬剤師の魅力について
国際医療福祉大学病院薬剤部では、就職説明会などで、部員自らが、病院薬剤師の魅力を独自の目線で プレゼンテーションしています。実際に利用されたスライドを公開いたしますので、ご覧ください。
新人薬剤師による薬剤部の紹介(動画)川島健(1年目:収録当時)
新人薬剤師が、動画で薬剤部を紹介いたします。
幅広い分野の業務を経験することができます。 岩下 沙織(3年目)

入職して1年目から調剤業務、注射業務、注射用抗がん剤調製業務、病棟業務等を行っていきました。臨床の現場で業務を行っていく中で、日々疑問を抱えることや業務の難しさを痛感することが多かったですが、先輩方の親身なご指導のおかげで成長することができています。
現在はICTチームに参加しています。時にはTDMを用いながら適切な抗菌薬使用についてチームで検討し、介入を行っています。また、資格取得も目指しています。
日本医療薬学会の資格取得を目指しています。 高橋 彩花(10年目)

現在、私は、日本医療薬学会の資格取得を目指し、研修施設である国際医療福祉大学病院で研修を行っています。日々の業務の中、充実したサポート体制のもと全病棟で研修を行うことができます。
また緩和ケアチームや様々な診療科のカンファレンスにも参加させて頂き、数多くの症例を経験することができることから、薬剤師としての専門性が向上できる環境だと感じています。
出産、育児休暇を経て職場復帰しました。 鈴木 優子(11年目)

一時期待機児童となったため産後休暇、育児休暇を最大期間+α取得した後に職場復帰してきました。小さい子供を育てながらの復職なので子供の体調不良でお休みや早退してしまうこともありますが、大きい病院ならではのスタッフの多さに助けられながら日々の業務にあたることができています。自分が妊娠、出産、育児を経験したことで、妊婦・授乳婦に対する薬剤管理指導の重要性を再認識しました。服薬指導にこの経験を活かしていきたいと思っています。また、一度仕事から距離をおいたことで気持ちに余裕が生まれました。新人教育などで教育担当とは別視点からのフォローをしていければと考えております。
中途入職薬剤師の声
佐藤 淳也
役職:薬剤部長
前職:静岡県立静岡がんセンター
入職:2019年10月

前職は、がん医療センターで最先端のがん治療に従事しておりました。前職との違いは、国際医療福祉大学病院は、がん医療に限らず広く栃木県の地域医療を行っております。また、実習や教育機関としての役割もあるところです。とまどいながらも前職の経験を生かして仕事ができています。
病院薬剤師に求められる職能は、院内の薬あるところ全てに活躍の場が広がっています。さらに、地域でのワクチン調製などにも技術が生かされています。やりがいが大きい半面、業務が大変なこともあります。そんななかで活気ある薬剤部、業務で疲弊しない薬剤部を創るには、新しい部員をリクルートすることも大切ですが、離職者を出さない組織創りも大切です。
医療機関には、組織の先進さや知名度はあるかもしれませんが、薬剤部の責任者になった今、薬剤部員ひとりひとりが活躍できる職場を目指しています。中途職員は即戦力です。私自身が中途入職ですので、経験者には、前職での経験を国際医療福祉大学病院で生かしてもらえるよう最大限配慮しています。
風岡 真実
前職:医療法人社団 誠馨会 セコメディック病院
入職:2020年8月

前職は、急性期および慢性期の一般的な地域に根付いた中小病院に約15年務めておりました。薬剤師の医療者としての立場が見直される中、薬剤師の病棟常駐、外来化学療法室の整備、病棟での末梢注射剤混合調製など、様々な業務を経験してまいりました。病棟薬剤師としての業務は大変満足するものではありましたが、日常診療の中で疑問に思うことがあっても、その疑問を解明するために研究へ発展させ、さらに現場で実用化できるようにするまでの力と経験が圧倒的に不足していると感じておりました。
今のままでは、研究に対する力が養われないまま、薬剤師人生を終えることになってしまうと感じ、心機一転、働きながら大学院に通え、研究のノウハウを学べる環境はないか?と探していたところ、現職場に出会いました。今の職場は、以前の職場と比べると、薬剤師としての業務はまだまだ未完成な部分もありますが、臨床の疑問を研究に繋げる土壌はとてもしっかりしていると感じております。
日常の業務を行いながら、大学院に通って研究の基礎を学び、自身の研究を進めていくということは、やりがいがある反面、想像以上に大変な毎日ですが、過去15年の薬剤師人生を振り返ってみても、今ほどやりがいのある時間を過ごしていると思うことはありません。 研究に興があり、チャレンジしてみたいという強い気持ちがあれば、年齢に関係なく、道は開け、夢は叶えられるものと実感しております。
藤本 泰輔
前職:国立がん研究センター東病院、神戸市立医療センター中央市民病院
入職:2022年2月

前職はがん専門病院と市民病院にて従事しておりました。がん専門病院ではレジデントとして基礎から最先端まで多くのことを学び、特に緩和医療について専門性を持った薬学的介入を実践しておりました。市民病院では、診療科や病床数が多い分、薬剤師の配置場所が多数に散らばっており、薬剤師の幅広い病院業務や患者さんのトータルケアについて学びました。当院では高齢者が多く、薬剤使用量も多いです。またがん医療にも力を入れており、前職の経験を生かしながら、患者さんにとってのベストな医療について日々考え、仕事ができております。
当院薬剤師は院内のあらゆる場面で薬と関わっております。今後更に活躍の場を広め、薬あるところに薬剤師ありを実践し、薬剤の適正使用を推進していきたく思っております。また活躍の場を広めるだけでなく、薬剤師業務の中心であるセントラル業務や患者指導をどのように効率よく行えるか考え、実務に落とし込んでいきたいと考えております。
当院薬剤部はとても活気のある薬剤部です。薬剤部長を中心に、業務改善や患者指導に真摯に向き合い、薬剤部全体で薬剤師の活躍の場を広げようと頑張ってます。是非一緒に那須塩原市に限らず、栃木県や全国の医療提供について考え、最終的に目の前の患者さんのメリットになることを行なっていきませんか。私もできる限り、薬剤部から病院全体に良き影響を与えられるよう努力して参ります。
近江 一太
前職:国立がん研究センター中央病院
入職:2022年4月

前職は、国立がん研究センター中央病院にて3年間レジデントとして勤務していました。レジデント期間中には、調剤から混注、病棟業務、医薬品情報 (DI)業務まで幅広い業務に触れることができ、現職の国際医療福祉大学病院においても、その時の体験を活かして仕事しています。
現職では、一般的な業務と並行してDI業務の拡充に力を入れています。DI業務では、病院内の問い合わせに対して回答するだけでなく、問い合わせ内容を拡げた資料を作成し、配信することによって、医薬品の適正使用を推進できるよう努力しています。
がんセンターから総合病院への就業は、ギャップも大きく、非常に大変でありますが、個々のペースに合わせて指導して頂き、業務を円滑に進められるようになっています。まだまだ薬剤師としては若輩者であるため、今後とも精進していきたいと思います。