診療科のご案内

血管外科

ご挨拶

血管外科では、動脈系として腹部大動脈瘤、全身の末梢動脈、静脈系として下肢静脈瘤や慢性静脈うっ血滞症、また深部静脈血栓症と肺塞栓症などを主に扱っています。
ステントグラフト内挿術、経皮的血管形成術、下大静脈フィルター留置、血栓溶解療術、レーザー治療などを行います。循環器内科、心臓外科とも密接に連携しながら、診療を行っています。

従来の手術法はもちろん、新しい低侵襲手術を積極的に行っています。腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術は専門医を擁しています。下肢塞栓性動脈硬化症に対する経皮的血管形成術は、栃木県内随一の症例数です。深部静脈血栓症・肺塞栓症に対する下大動脈フィルター留置、血栓溶解療法も成績が良好です。静脈瘤治療も最新の治療法を取り入れています。また、心臓血管外科専門医、脈管専門医、循環器専門医などを有する担当医が教育にも力を入れています。
私たちはこれら血管系の病気に対する専門チームです。外来、診断、検査部門から治療、リハビリテーション、そしてまた外来観察、フットケアなどに専門医や専門スタッフが加わりチーム医療を実践しています。今後も最適な治療とサービスができるよう、日々努力してまいります。

閉塞性動脈硬化症(ASO)と血管内治療について

外来、入院統計

2023年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 平均
外来述べ
患者数
427 327 308 372 296 365 358 365 326 334 296 362 4,136 344.7
入院延べ
患者数
346 295 276 369 387 355 417 333 343 427 327 409 4,284 357.0

手術実績

疾患別手術件数
2019 2020 2021 2022 2023
腹部・腸骨動脈瘤 35 29 28 40 40
胸部大動脈瘤
大動脈解離
1 0 0 0 13
閉塞性動脈硬化症
重症下肢虚血
急性動脈閉塞
61 66 44 62 113
下肢静脈瘤 20 25 25 31 59
内臓動脈関連 2 0 1 2 0
頸動脈狭窄など 0 0 0 2 6
その他 14 8 1 18 14
合計 133 128 99 155 245
術式別手術件数
2019 2020 2021 2022 2023
腹部ステントグラフト術 29 28 28 33 32
胸部ステントグラフト術 1 0 0 0 12
腹部人工血管置換術 4 1 0 2 6
胸部・胸腹部人工血管置換術 0 0 0 0 0
下肢動脈バイパス術
(遠位バイパス含む)
6 3 3 2 7
大腿動脈内膜剥離術
(ハイブリッド治療含む)
4 5 2 5 6
下肢動脈カテーテル治療 40 57 39 53 76
頸動脈内膜剥離術
頸動脈ステント術
0 0 0 2 6
内蔵動脈瘤治療 2 0 1 2 0
下肢静脈瘤手術
下肢静脈カテーテル治療
20 25 25 31 59
透析シャント関連
シャント増設・VAIVT
10 0 1 11 11
その他 17 8 0 14 30
合計 133 127 99 155 245

手術件数の推移

手術件数

胸部・腹部大動脈瘤手術(ステントグラフト術含む)

閉塞性動脈硬化症関係手術(カテーテル治療含む)

静脈瘤手術・透析シャント手術など

外来医師担当表

曜日 午前 午後
西江 亮祐
【動脈瘤・ 閉塞性動脈硬化症外来】
第2.4週
【動脈瘤・閉塞性動脈硬化症外来】
墨 誠
《予約のみ》 村上 厚文
《予約のみ》(第2週)堀越 崚平
《予約のみ》(第4週)上杉 知資
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