小児科
患者様・ご家族へ(平成30年)
国際医療福祉大学での1年間 後期研修を終えて
小児科後期研修医 2年目(医師 4年目) 倉根 超医師
自治医大より派遣で勤務し始めて1年という短い間ではありましたが、この度国際医療福祉大学を退職することとなりました。来年度は再び派遣元で研修を継続していきます。
当院小児科の特徴として、各専門分野(神経、循環器、内分泌、新生児、血液、腎臓、感染症等)の先生が外来をされており、連携して診療にあたることができる点です。またリハビリは小児科も大変お世話になっており、多方面から子どもの成長、発達に尽力しております。私も当科での研修を通して小児疾患はもちろん周辺環境や小児の発達面にも関心をもちながら診療に当たることに努めました。お子さんは家庭だけでなく、学校など外の環境からも多くの刺激を受け成長していきます。診療時間内だけでなく、病院外での様子にも目をむけていく重要性を認識しました。また子どもと毎日のように関わる養育者も喜びや楽しみだけでなく、子どもの成長過程で生じる悩みや葛藤なども同時に抱えられております。養育者の支援も滞りなく進めていくことが、子どもたちの成長に直接的に寄与していきます。引き続き、疾患、治療の習得はもちろんですが、安心して子どもが成長できるよう家族としての単位をサポートしていく視点をもちながら邁進していく所存です。
当院での診療にあたっては、指導にあたっていただいた先生方、リハビリ科はじめ他科先生方、看護師含めたコメディカル、事務の方々には大変感謝しており、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。また一緒に仕事をさせていただく機会がございましたら、よろしくお願いします。
バルーンアートで子ども達はハッピー!!
12月10日、小児科病棟に楽しい“バルーンアートパフォーマーのさくらさん“が来てくださり、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。子ども達の素晴らしい笑顔が広がりました。
患者様が安心して病棟で過ごされるよう一層努力してまいります。よろしくお願いします。
小児科部長 病棟看護師長
2018年11月14日、「産後ケア」のページを更新しました。是非ご覧ください。
産後ケア(日帰り・宿泊プラン)2018年10月に着任した先生を紹介します。
俣野 美雪 小児科副部長 NICU医長から一言
10月1日付けで自治医科大学附属病院小児科から派遣されました俣野美雪と申します。
専門は新生児分野で、主にNICUやGCUで診療を行っています。新生児医療は誕生の瞬間や生後の環境の変化に適応することが難しいお子さんに行う医療です。出産の現場に立ちあうたび、赤ちゃんの驚くほどの生命力に感動しながら、また、NICU病棟では赤ちゃんの寝ている姿や一生懸命哺乳している姿、多くのなにげない姿に幸せをおすそわけしてもらいながら、日々、診療を行っております。NICUを退院後も引き続き外来で定期的な成長、発達のフォローアップをさせてもらい、発達面、育児面の相談にも応じております。当院の周産期センターは産後ケアにも力をいれており、お子さんだけでなく、ご家族の皆様が安心して出産、育児を行うことができるよう、トータルでケアしていきたいと思っております。何かございましたら、お気軽にご相談ください。
-母子関係の改善を目的とした”CAREトレーニング”講習会の開催報告- 第2回
那須町にて、白梅学園大学の福丸由佳先生をお招きし「CAREトレーニング講習会」を開催しました。
“那須町幼保小中一貫教育”を検討する一環として、CAREプログラムワークショップを開催いたしました。今回で第2回となります。
トレーナーとして白梅学園大学の福丸先生、国際医療福祉大学病院の門田部長がロールプレイを取り入れながらお話しました。
那須町役場の方、幼稚園・保育園・小学校・中学校の先生方、PTA保護者の方など30名近くの皆様にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様にも大変ご興味をもっていただくことができました。今後ともよろしくお願いします。
2018年8月に着任した先生を紹介します。
小森 咲子 NICU医師から一言
8月1日付けで自治医科大学附属病院小児科から派遣となりました、小森咲子と申します。専門は新生児領域で、主にはNICU・GCUと産科病棟での新生児診療を担当させて頂きます。また発達・発育のフォローアップをメインとして、外来でも皆様にお目にかかる機会があるかと思います。どうぞよろしくお願い致します。 女性の出産年齢の全体的な上昇や母体の基礎疾患など、ハイリスクの出産は年々増加しています。栃木県は新生児の診療が可能なNICUが各地に分散しており、その中でも県北の新生児医療の一旦を担う当院の役割は非常に大きいと感じております。出産後の母子に対するケアや滞在環境も良く整備されており、これに見合った医療を提供していかなければと気を引き締める思いです。当院がこれまでに長年培ってきた土台を活かしつつ、更に多くのお母さんと赤ちゃんのお手伝いができるよう、精進して参ります。わからない点や不安な点があれば、お気軽にお声かけ下さい。
2018年4月に着任した先生を紹介します。
倉根 超 小児科医師から一言
はじめまして。4月1日付けで自治医科大学付属病院小児科から派遣となりました倉根超(くらね こゆる)と申します。
子どもが成長する過程で必ずしも楽しいことばかりではなく、様々な問題をかかえ過ごす期間もあると思います。子どもの力になりたいと小児科医を目指し、今このように現場に立っています。不安をかかえているのは子ども自身だけでなく、そばに寄り添うお母さんお父さんも同様でしょう。治療は医療現場の人間だけでは成功しません。ご家族の協力もあり、初めて前に進みます。一緒にお子さんの未来に向かって、がんばっていきましょう。そのためには、不安なことはなんでもお話しください。一緒に最良の形を築いていくため、お手伝いできればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。