診療科のご案内

小児科

小児科へようこそ

2019年2月16日から新病棟へ移転しました

新しい病棟風景

ナースステーション(医師と看護師のミーティング風景)

ナースステーション
(医師と看護師のミーティング風景)

病棟内のプレイルーム

病棟内のプレイルーム

子どもの入院病床(5階C棟)35床 木を使った温かい雰囲気の病棟です。

子どもの入院病床(5階C棟)35床
木を使った温かい雰囲気の病棟です

研修医の先生方へ 一日の生活

ようこそ!国際医療福祉大学病院へ!
こちらでは、大学病院で管理を行うような重症心身障害児から一次救急で見るような患者様まで診療経験を積むことができます。今回は一日の研修風景を紹介します。

さらに、病棟、外来、救急車対応、エコー検査、NICUまで幅広く担当し、多様な経験値を積むことができます。
派遣先での一番の違いと言えば、外来を担当することでしょうか。病棟管理とは違い、限られた時間の中で的確に判断を下す瞬発力を養えるよう、オーベンの先生達が指導します。皆で日々思考しながら、医師像に近づけるよう努力しております。

2019年2月16日から新病棟へ移り、病床数も増える予定で、県北の医療の一手を担う役割はますます大きくなっています。

まずは国際医療福祉大学病院に見学に来てみてください。肌で当小児科の雰囲気を味わって頂ければと思います。一緒に働ける日を心待ちにしております!

ご興味のある方は、以下までご連絡ください。お待ちしております!
mon4441977319@iuhw.ac.jp

毎朝のカンファレンス風景

毎朝のカンファレンス風景

NICUカンファレンス風景

NICUカンファレンス風景

一般病棟診療風景

一般病棟診療風景

診療内容

当院は当地域に2つしかない入院加療のできる二次医療機関の一つですが、外来診療にも力を入れており、小児の一次疾患についても積極的に診療を行っています。

外来診療

外来では主に以下の診断治療を行っています。

呼吸器疾患 急性咽頭炎に代表される上気道感染症(クループ症候群など)、肺炎など
小児消化器疾患 ロタウイルス感染症、ノロウイルス感染症、急性胃腸炎、O-157等の病原性大腸菌感染症などの細菌性胃腸炎、腸重積症など
腎・泌尿器疾患 腎盂腎炎や血尿蛋白尿の精査など
アレルギー疾患 ぜんそく、食物アレルギーなど
【専門外来】

てんかんや自閉症などの神経疾患、発達障害、腎泌尿器疾患
てんかんや自閉症等の神経疾患は、国際医療福祉大学グループ病院内の小児神経専門医による外来、また発達障害についても、県北の中核施設としての働きを担っています。

腎泌尿器疾患に関しては自治医科大学からの小児腎臓専門医が、水腎症をはじめ学校健診での尿検査異常のフォローなど、当院小児科医と連携しながら診断および治療を進めています。

また、小児循環器に関しても心雑音や不整脈などの学校心臓検診の二次検診など、グループ病院の専門医の応援を得ながら心臓超音波検査も含めて積極的に行っています。
さらに、腸重積や急性虫垂炎などの小児消化器救急疾患についても当院小児外科と連携して行っています。

小児救急については夜間休日に関して、けいれん等の救急車を含む救急患者の受け入れ、二次救急機関として、近隣の一次医療機関からの紹介患者様を月・水・金・土曜日に受け入れ、栃木県北部小児医療圏の中核病院としての診療を行っています。

予防接種に関しては、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、三種混合、ロタウイルスワクチンなど積極的に行っています。予防接種は予約制になっておりますので、必ずご予約をしてください。
(電話番号:0287-38-2782(予約専用))

入院診療

入院では主に以下の入院治療を行っています。

中枢神経重症感染症 細菌性髄膜炎やウイルス性髄膜炎など
呼吸器感染症 細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎、窒息の危険のあるクループ症候群等の、気管支喘息の中発作、大発作の患者様の呼吸管理
神経疾患 てんかん重積や脳症等
小児消化器疾患 ロタウイルス感染症やノロウイルス感染症に代表される急性胃腸炎や嘔吐症、またそこから引き起こされる脱水症
小児の急性熱性疾患で冠動脈瘤などの後遺症を残す川崎病
血液疾患 遺伝性球状赤血球症や特発性血小板減少性紫斑病など
代謝性疾患 急性腎盂腎炎等の尿路系疾患や糖尿病など

重症心身障害児のショートステイ(短期入院)も積極的に受け入れています。

夜間の救急入院でも、二次救急対応の小児救急拠点病院として、けいれん重積などの痙攣性疾患、肺炎や気管支喘息等の呼吸困難の症例、腸重積などの小児消化器救急疾患の救急搬送や一次医療機関からの紹介など、夜間の入院受け入れを積極的に行い、県北小児医療圏の小児救急を担っています。

診療実績【2015年度】

外来・入院統計
  外来 入院延べ患者数 夜間救急患者受入数
初診 再診
4月 58 1,175 620 118
5月 84 1,228 642 122
6月 72 1,430 539 121
7月 95 1,363 509 143
8月 111 1,235 525 132
9月 45 1,392 660 96
10月 60 1,495 498 98
11月 54 1,320 536 99
12月 52 1,456 602 88
1月 75 1,199 591 132
2月 58 1,467 498 128
3月 57 1,458 552 110
合計 821 16,218 6,772 1,387
平均 68.4 1,351.5 564 115.6
入院患者様の疾患
No. 病名 件数
1 急性気管支炎 49
2 脳性麻痺 48
3 気管支喘息 31
4 気管支喘息発作 29
5 急性胃腸炎 27
6 熱性痙攣 26
7 RSウイルス細気管支炎 22
8 急性上気道炎 20
9 RSウイルス気管支炎 16
10 急性咽頭炎 14
合計 282
外来患者様の疾患
No. 病名グループ 合計
1 肺炎、急性気管支炎 114
2 喘息 72
3 脳性麻痺 48
4 ウイルス性腸炎 48
5 上気道炎 43
6 てんかん 35
7 熱性けいれん 26
8 腎臓または尿路の感染症 19
9 染色体異常 17
10 インフルエンザ 15
合計 437
小児心臓超音波検査 278
腎臓超音波検査 21

スタッフ紹介

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