診療科のご案内

薬剤部

薬剤部長からのメッセージ

薬剤師に求められる職能は、非常に大きくなっています。過去には、間違えない調剤と薬の説明(服薬指導)が概ねできればよいという時代もありましたが、現在ではこういったスキル以外に、最適な薬物療法を医師など他職種に提案ができるような高度な医療技術が求められています。このようなスキルは、単に知識の修得で獲得されるものではなく、次のような5つのコンピテンシー(行動特性)が必要です。

➀常に新しい医療知識を得る情報入手力
➁論文や医療情報を踏まえた科学的推測力
③チームで意見を交わし合意形成に至る交渉力
④患者や家族の苦痛、心身状態を想像できる共感力
⑤失敗を恐れず行動を起こす医療者としての熱意

こんなコンピテンシーをもつ薬剤師にあふれる薬剤部を目指します。

また、臨床現場では、慣習や科学的根拠に乏しい医療が行われていたり、機械化が遅れていたりすることも少なくありません。臨床薬学は、実学でもあるので、こういった医療現場での問題を抽出し、解決を目指して挑戦する気持ちを忘れない薬剤師を応援します。

国際医療福祉大学病院 薬剤部長
国際医療福祉大学 薬学部 准教授
日本医療薬学会 がん指導薬剤師・がん専門薬剤師
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師・緩和医療暫定指導薬剤師
佐藤 淳也

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