医師案内

高次機能障害を持つ患者様をきめ細かくフォローし、患者様のQOL(生活の質)の改善に努めている。頭部MRCT、脳血流SPECTなどで障害部位を調べ、患者様お一人おひとりに最も効果的なリハビリテーション計画をご提案している。もの忘れや判断力低下を主症状とするアルツハイマー型認知症の治療に関しても第一人者であり、早期に治療することで薬物効果が高まるため、専門的な検査を実施して早期診断を心がけている。

良性、悪性を問わず、さまざまなナビゲーションシステムを駆使しながら、顕微鏡および神経内視鏡下で幅広く脳腫瘍の手術を実施している。また、必要に応じて、患者様と相談しながら術後放射線化学療法も行っている。さらに、脳血管障害についても、数多くの診療・手術・リハビリテーションの経験を持つ。

神経難病の初期診断、進行予防のリハビリテーション、合併症の対応、レスパイト入院支援、専門医による在宅医療支援などに幅広く対応している。神経難病の患者様とそのご家族は長く苦しい闘病生活をともにすることになる。だからこそ、常に患者様やご家族の立場に寄り添い、よくご相談しながら状況に適したフォローアップを心がけている。痙縮に対するボトックス治療やITB療法（バーキンソン病のデバイス治療など）も手がけている。

脳動脈瘤手術、脳虚血病変に対する血行再建手術、頭部外傷に対する治療、三叉神経痛、片側顔面痙攣に対する治療を得意分野とする。誠心誠意、診療に取り組んでいる。

近接性・包括性・協調性・責任性を重視して、患者様に寄り添って医療を提供するよう努めている。

人口の高齢化に伴い、認知症やパーキンソン病の発症が増加している。長年の臨床研究から、生活習慣の中でも食事と運動が認知機能と関連することを見出してきた。その結果をもとに、認知症発症予防と治療に取り組んでいる。また、脳脊髄液漏出症学会理事として、臨床のみならず脳脊髄液漏出症に関する研究（AMED）にもかかわり、新たな知見を発信している。

患者様とご家族に寄り添い、医学的根拠に基づいた最適な医療をご提供できるよう、また、わかりやすいご説明ができるよう心がけている。

脳神経外科全般を担当する。患者様の状態を把握し、わかりやすい説明を心がけ、患者様に寄り添った医療をご提供できるよう努めている。