診療科のご案内

循環器内科

循環器内科だより 平成24年

第15回道北臨床心臓研究会

平成24年12月5日、旭川市において第15回道北臨床心臓研究会が開催され、柴信行医師が特別講演を行いました。演題名は、「CKDを合併した心不全の診療」です。当日は市立旭川病院、旭川医科大学、医師会の先生らが聴講しました。

日本循環器学会第226回関東甲信越地方会

2012年12月1日に東京ステーションコンファレンスにおいて開催された第226回関東甲信越地方会において当院循環器内科研修医の菅野道貴医師が下記の症例報告を行いました。当日は発表症例の冠動脈病変の詳細などについてdiscussionが行われました。

演題名:慢性維持透析患者の特発性冠動脈解離による心筋梗塞の一例

第一回県北心腎疾患研究会

平成24年11月14日に大田原市において第一回県北心腎疾患研究会を開催しました。本研究会は近年注目されている新しい心血管リスクである慢性腎臓病を中心にして病診連携を強化するために開催されています。今回の特別講演は、自治医科大学腎臓内科学の草野英二教授から、「改訂版CKD診療ガイドラインのポイントについて」というタイトルでご講演をいただきました。

栃木県北予防セミナー

平成24年11月1日に大田原市において栃木県北予防セミナーが開催されました。柴信行医師が講演:「心血管疾患発症抑制を目指したリスク管理」を行いました。栃木県の心血管リスク管理の現状や近年注目されている新しいリスク:慢性腎臓病について活発な議論を行いました。

国際医療福祉大学病院循環器セミナー

平成24年10月28日に国際医療福祉大学病院講堂で国際医療福祉大学病院循環器センター設立記念循環器セミナーを下記の内容で開催しました。300名以上の参加がありました。

特別講演 下川宏明先生(東北大学循環器内科 教授)
「長寿のための心血管病の知識」

下川宏明先生

シンポジウム:栃木県北地域の循環器医療について
1.「栃木県北地域の循環器医療の現状と当院に期待すること」
江部寛先生(那須郡市医師会会長)
2.「栃木県の心臓外科医療の現況について」
川人宏次先生(自治医科大学 心臓血管外科部門 教授)
3.「循環器センター設立にあたって」
柴信行先生(国際医療福祉大学病院 教授・循環器センター長)

江部寛先生

川人宏次先生

柴信行先生

那須郡市医師会学術講演会

平成24年10月24日に大田原市で那須郡市医師会学術講演会が開催されました。特別講演は、東北厚生年金病院院長の田林晄一先生にお願いいたしました。「心不全の治療-薬物治療から移植医療まで-」のタイトルで心不全治療の全てについて勉強しました。特に東北大学医学部で施行された心臓移植や埋込型補助人工心臓の発表には会場から多くの質問がありました。

第二回県北循環器懇話会

平成24年10月17日に大田原市において第二回県北循環器懇話会が開催されました。今回の当番世話人は那須赤十字病院でした。
日本大学医学部の平山篤志教授による特別講演:血管内イメージングによる虚血性心疾患の病態解析と治療戦略、が行われました。当日は60名を超える参加があり、冠動脈プラークについて多くのdiscussionが行われました。

栃木県北肺高血圧症講演会

平成24年10月11日、大田原市において栃木県北肺高血圧症講演会が開催されました。肺高血圧症は肺動脈圧上昇を特徴とする疾患群の総称です。本講演会では、主に肺動脈性肺高血圧症に焦点をあてて2題の特別講演が行われました。

国際医療福祉大学 皮膚科教授 大塚 勤先生
「全身性強皮症の診断と治療 ~肺高血圧症と関連して~」
自治医科大学付属病院循環器内科講師 上野修市先生
「実症例に学ぶ肺高血圧症診療」

会場からは、本疾患の診断と治療に関して多数の質問がありました。

茶臼岳登山

平成24年10月6~7日に心臓カテーテル室チームで日本百名山のひとつである茶臼岳の登山を行いました。
初期研修医の先生も参加し楽しい登山となりました。宿泊は奥那須の秘湯、三斗小屋温泉です。

日本循環器学会第225回関東甲信越地方会

平成24年9月29日東京ステーションコンファレンスにて日本循環器学会第225回関東甲信越地方会が開催されました。当院の初期研修医:菅野道貴医師が一般演題の発表( Guard Wireによるdistal protection下に施行したSVGへのPCIで、吸引中にステントが虚脱変形した一例 )を行いました。

第10回仙台PTCAネットワークライブ

平成24年9月29日に仙台市において第10回仙台PTCAネットワークライブが開催されました。当院の武田守彦医師がコメンテータとして参加しました。
当日は、代表世話人の加藤敦先生を始め東北地方におけるPCI治療のエリートが集結しました。最新のPCI治療についてホットな議論が行われました。

第35回日本高血圧学会総会

第35回日本高血圧学会総会が平成24年9月20~22日に名古屋市で開催されました。
当科からは柴信行医師が「血圧上昇に関連する心血管疾患リスクの解明:血清尿酸値の重要性(一般演題ポスター)」を発表しました。

市民公開講座「幸齢者スクール」

平成24年9月17日敬老の日に、国際医療福祉大学大田原キャンパスで市民公開講座「幸齢者スクール」が開催されました。本公開講座は国際医療福祉大学と大田原市の共催によるものです。当科からは柴信行医師が、「あなたの心臓は疲れていませんか?~心不全ってどんな病気?~」と題して高齢者に多い疾患:心不全について講演を行いました。会場からは多くの質問がありました。

第60回日本心臓病学会学術集会

平成24年9月14日~16日に金沢市で開催された第60回日本心臓病学会学術集会に参加しました。当科からは下記の3題の発表を行いました。
・CKDを合併した心不全の治療(モーニングレクチャー、柴信行医師)
・予防医学における心電図異常は慢性腎臓病と関連する(一般演題、芳賀博医師)
・骨密度低下は心電図異常と関連する(一般演題、柴信行医師)

循環器センター設立

平成24年9月12日に国際医療福祉大学病院循環器センターが設立されました。栃木県北地域では初の総合循環器診療施設となります。 循環器内科・心臓外科・血管外科の専門医による高度な診療を行います。詳細については近日中に当ホームページでもアナウンスします。

第2回国際医療福祉大学学会学術集会

平成24年9月1~2日に大田原キャンパスにて第2回国際医療福祉大学学会学術集会が「超高齢社会において医療・福祉に求められるもの」というテーマで開催されました。
循環器内科からは下記の発表を行いました。

心電図異常は慢性腎臓病の予測因子となる(研修医 芳賀博医師)
慢性維持透析患者の特発性冠動脈解離による心筋梗塞の一例(武田守彦医師)
高所滞在後の心臓の生理学的変化(上小牧憲寛医師)
アルコール摂取が発症に関与したと考えられる高血圧症(兼光伯法医師)

芳賀博医師

武田守彦医師

上小牧憲寛医師

兼光伯法医師

第1回国際医療福祉大学病院臨床研修同窓会総会

平成24年8月25日に第一回おおたか会総会が行われました。柴信行医師が事務局代表として参加しました。
詳細は下記リンクを参照してください。
詳細はこちら

臨床研修医勉強会を行いました

平成24年8月9日、臨床研修医勉強会を行いました。今回は循環器内科が担当で高血圧に関する勉強会です

海外雑誌レビュー受賞報告

柴信行医師の下記のレビューが年間のベストワンに選ばれました。
Predictive, Preventive and Personalised Medicine in Healthcare Overview, EPMA J. 2011 First Place:
Prospective care of heart failure in Japan: lessons from CHART studies.
N Shiba and H. Shimokawa

心不全治療に関する学術講演会

平成24年7月20日に大田原市で開催された学術講演会に参加しました。
柴信行医師が座長を担当して、筑波大学循環器内科准教授の瀬尾由広先生のご講演「これからの心不全体液管理の治療戦略」を拝聴しました。
当院の初期研修医の先生からも活発な質問がありました。

心不全治療に関する学術講演会

心不全治療に関する学術講演会

平成24年度レジナビフェアin東京

平成24年6月17日に東京ビッグサイトで行われた「レジナビフェアin東京」に参加しました。
詳細は下記リンクを参照してください。

第1回県北循環器懇話会

平成24年4月27日大田原市で開催された 第1回県北循環器懇話会に参加しました。
大田原日赤病院や那須郡市医師会の先生方だけでなく、多くのコメディカルの方の参加があり聴衆は50名を超えました。
当院の武田守彦医師が一般演題で症例報告を行いました(演題名:薬剤溶出性ステント留置後に致命的合併症を繰り返した一例)。

特別講演では、国際医療福祉大学三田病院院長 小川聡先生のご講演(講演名:ガイドラインに基づいた心房細動の薬物治療)がありました。
心房細動診療の現在のスタンダードと薬剤の使い分けなどについて高度かつ明快なお話を伺うことができました。

第1回県北循環器懇話会

第1回県北循環器懇話会

県北心腎疾患研究会

平成24年4月24日に大田原市で開催された県北心腎疾患研究会において柴信行医師が特別講演(講演名:心腎連関と心血管疾患)を行いました。
那須郡市医師会や栃木県北部の先生方にご参加頂き、腎臓疾患、心臓疾患を通した病病連携、病診連携についても併せて検討を行いました。

上小牧医師が自治医科大学で講義を行いました

上都賀郡市医師会学術講演会

平成24年4月12日に日光市で開催された上都賀郡市医師会学術講演会において柴信行医師が特別講演(講演名:心不全診療の原則とコツ)を行いました。
鹿沼市、日光市の開業医の先生方など、約30名の方にご出席頂きました。講演後、大変熱心な議論が行われ学術的に価値の高い講演会となりました。

那須郡市医師会学術講演会

平成23年度東北大学生涯教育講座

平成24年3月22日に仙台市で開催された平成23年度東北大学生涯教育講座で武田守彦医師が招待講演を行いました。
仙台市の開業医の先生方など、約50名の方にご出席頂きました。(講演名:末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン)。

平成23年度東北大学生涯教育講座

第76回日本循環器学会参加

平成24年3月16~18日に福岡国際会議場で第76回日本循環器学会が開催されました。
柴信行医師が3月17日のHeart Failure (Diagnosis)のセッションで座長を担当しました。
また、学会誌のCirculation Journal誌で平成23年のClinical Investigation部門で優秀賞を授与されました(Title: Trend of Westernization of Etiology and Clinical Characteristics of Heart Failure Patients in Japan. First Report From the CHART-2 Study-Circ J 2011:75:823-833)。

第76回日本循環器学会参加

第76回日本循環器学会参加

第20回白河循環器症例検討会講演

平成24年2月29日に福島県白河市で開催された白河循環器症例検討会の第20回記念講演会で柴信行医師が基調講演を行いました(講演タイトル:東北慢性心不全登録研究~過去・現在・未来~)。
医師会の先生方と活発な意見交換が行われました。

第20回白河循環器症例検討会講演