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高血圧症

国際医療福祉大学の循環器内科外来では高血圧症、虚血性心疾患、心臓弁膜症、心筋症、心不全の患者さんを中心に診療を行っています。一度心臓や血管の病気にかかってしまった人については、再発予防、高血圧、糖尿病、高脂血症などのリスクを持っている方については脳卒中や心臓血管疾患にかかりにくいように危険因子を管理する取り組みを積極的に行っています。

中でも、脳卒中に最も関係の深い高血圧の管理が非常に重要と考えています。高血圧は症状がないため、治療する意欲がなかなかでない方もおられます。血圧が高い状態を放置しておくと、必ず心臓や血管に変化が現れてきます。この外来では、いろいろな検査を用いて、患者様の体の状態を検査し、データとして資料をお渡しし、ご自分の体のことを理解するのに役立てていただいています。

血管内皮機能検査

これは簡単に言うと血管の健康度、若々しさを測定する検査です。正常では6.0%以上で高いほどよく、年齢が高くなると下がる傾向にあります。高血圧、糖尿病、喫煙など血管を悪くするような要因があると低下します。
この検査の数字が悪い方は動脈硬化になりやすいと言われています。検査の所要時間は15分くらいです。朝、絶食で来ていただく必要があります。

血管増幅指数(AI)

これは、手首の血圧を測る要領で血管の反射波と呼ばれる波形を測り、血管の硬化度や心臓の負担の具合をみる検査です。また、この検査から中心血圧とよばれる心臓の近くの大動脈の血圧も推定できます。
中心血圧は腕の血圧よりも10~20mmHgくらい低いのが普通ですが、腕の血圧とあまり変わらない場合は、血管が硬くなっている証拠です。

24時間血圧測定

家庭で血圧を測ると高くないのに、病院の外来で測ると高いことや、その逆の場合があります。いったいどの血圧が本当なのだろうという場合、24時間血圧測定が役立ちます。これにより、1日の血圧の上がり下がりのパターンがわかり、治療を開始する場合もどのタイミングで血圧を測ったらよいかはっきりします。

特殊な高血圧の判定

高血圧の患者さんの10~15人に1人くらいは血液の中に血圧を上昇させるホルモンが増えているために高血圧となる場合があります。
当院に実際に来た患者さんですが、30代の男性で、手足に力が入らないため受診。血中のカリウムが低く、血圧168/80 mmHgと高く、最終的に原発性アルドステロン症と診断されました。その他、腎臓の血管が狭くなって血圧が上昇する腎血管性高血圧、脳の下垂体という部分にACTHというホルモンを産生する腫瘍ができることにより血圧が上昇する「クッシング病」も当院で診断できました。

このように、はっきりと高血圧の原因がわかっている場合は原因をしっかり治療すれば血圧が下がり、場合によっては降圧薬を飲まずにすむようになることもあります。(文責:非常勤医師 江口 和男)

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