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Q & A
- 手術前後に入院する必要はありますか?
- 入院する必要はありますが、従来の開腹手術に比べて入院期間は短くてすみます。
- ダビンチの手術の費用は?
- 前立腺の全摘出、胃の摘出/切除、直腸の切除/切断、子宮全摘出の各手術は、通常の保険診療で、手術のほか入院費にも保険が適応されます。生命保険で高度医療特約などの契約をしていなくても、健康保険を使って治療が可能です。但し、保険が適用されないケースもありますので、詳しくは主治医にお問い合わせください。
- 手術を行う医師やサポートする看護師は訓練を受けていますか?
- 一定のトレーニングコースを受講して施術に必要な教育・訓練を十分に受けており、特に医師についてはライセンスを取得しています。
- 手術はロボット(ダビンチ)がするのですか?
- 実際に手術をするのは医師(資格をもった医師)です。ロボットが医師の指先の代わりとなるのがロボット支援手術ですので、ご安心ください。
手術を安全・確実に遂行するためには、規定の教育・訓練を十分に受けた麻酔医、看護師、メディカルエンジニアの協力が必要ですが、当院のダビンチチームはその基準をクリアしています。 - ダビンチが故障したときはどうするのですか?
- 故障しないように、十分なメンテナンスをしています。また、ロボットの手先の部分は消耗するので、手先の種類ごとに定められた回数を使用後、新しいものと交換することが義務付けられています。
万が一故障しても、十分な経験を積んだ医師が担当していますので、開腹手術に変更して対応しますので、ご安心ください。 - この新しい技術、機器の将来の展望は?
- 2018年6月末現在で、全世界で4,666台が導入されています。また、保険適用範囲も泌尿器から、一般消化器外科、婦人科、胸部外科へと広がりつつあり、今後、多くの外科手術が、より安全で正確な
ロボット支援手術に移行するものと見込まれています。
出典:ダビンチサージカルシステム および ダビンチ手術の概要、Intuitive Surgical, April, 2020
- ダビンチで行える手術には何がありますか?
- 腎泌尿器外科での前立腺全摘出手術(前立腺がん)に加え、外科では、胃の切除手術、並びに全摘出手術(胃がん)、直腸の切除手術、切断手術(直腸がん)、産婦人科では、子宮の全摘出手術(子宮筋腫、初期子宮体がん)を行っています。
但し、ダビンチ手術が適さない場合や、保険が適用されないケースもありますので、詳しくは主治医にご相談ください。
ダビンチを使った手術に関してのご質問やご希望などがございましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。